Bot3D Editor「ボイスメモ」アプリからサウンドを読み込む

「Bot3D Editor」Apple「ボイスメモ」アプリを使って自分の声を録音し、セリフを取り込みましょう。
より細かい編集や、音量を大きくしたりエコーをかけるといった変更、ボイスチェンジなどがしたい場合はApple「GarageBand」の利用をオススメします。
Apple「GarageBand」を使った録音と「Bot3D Editor」への取り込み方法はこちらで説明しています。

iPadをお使いの場合:Apple「ボイスメモ」は付属していません(2018秋ごろリリースのiOS12からプリインストールされるようです)。
iPadの方はApple「GarageBand」での録音がオススメです。

Apple「ボイスメモ」を使った録音

お使いのiPhoneには標準でApple社製の「ボイスメモ」アプリがインストールされていますので、このアプリで簡単に自分の声を録音してみましょう。
「ボイスメモ」アプリのアイコンを押して起動します。

もしインストールされていない場合や、手動で消してしまった場合は Apple AppStoreから再インストールできます。
iPadには「ボイスメモ」アプリは提供されていないため、Apple「GarageBand」を使ってみてください。
赤い録音ボタンを押すと録音が始まります。
大きい音で録音するために、マイクに口を近づけて声を出します。
イヤホンの穴のついているiPhoneのマイク位置は、端末下部の、イヤホン穴の横あたりです。(左図青色)
イヤホンの穴の無いiPhoneのマイク位置は、端末下部の、真ん中です。(左図赤色)
録音された声の大きさが十分だと、左図くらいの波形の大きさになります。
声が小さいと、「Bot3D Editor」に取り込んでも、正しくリップシンク(口パク)しないので、大きい音で録音してください。
再生ボタンを押すと、録音が確認できます。
録音の前半や後半に、不要な無音の部分が出来てしまった場合は、必要な部分だけを使いたいので「トリミング」のアイコンを押します。
波形の左右のトリミングの赤いバーをドラッグして、サウンドの始まりと終わりの地点を決めます。
出来たら、「トリミング」と書いてあるボタンを押します。
保存するには「完了」を押します。
わかりやすい名前をつけて「保存」を押します。
 録音できました。
リストに登録されたので、「Bot3D Editor」にサウンドファイルを送るためにリストを一度押します。

Apple「ボイスメモ」から「Bot3D Editor」へサウンドファイルを送る

 録音できたリストを押すと左下に「共有」アイコンをがあるので押します。
 サウンドファイルを送ることができるアプリの一覧が表示されます。
「Bot3D Editor」をここに追加するために「その他」ボタンを押します。
 「Bot3D Editor」がリストに出ているので、スイッチをオンにして完了を押します。
 アプリ一覧に「Bot3D Editor」が表示されるのでアイコンを押します。 アイコンを押すと、「Bot3D Editor」が起動します。

「Bot3D Editor」にサウンドファイルを読み込む

外部のアプリからサウンドファイルが共有されると、「Bot3D Editor」が起動します。
「Bot3D Editor」のポーズ画面の上部に、サウンドファイルを受信したことを知らせるバナーが表示されています。
このバナーを押します。
「サウンドファイルを読込みますか?」と聞かれるので「OK」ボタンを押します。
「キャンセル」すると、読み込みは中断されますが、再度「ボイスメモ」アプリから同じ手順で送ることができます。
「リップシンクを有効にしますか?」と聞かれるので「有効」ボタンを押すと、サウンドファイルにあわせて口パクする機能が有効になります。
「無効」にした場合、サウンドのみが取り込まれて口パクはしません。
もし現在のアニメーションの時間よりも、音声の方が長い場合、タイムラインを自動で引き延ばすかどうか聞かれますので、「はい」を押します。
以上でサウンドファイルが取り込まれました。
「再生」ボタンを押すと、サウンドとともに3Dキャラクターがリップシンクするのがわかると思います。
セリフにあわせてアニメーションを作っていきましょう。

もしリップシンクしない場合は、下記「補足:補足:リップシンクの設定を変えたい場合」をご覧いただき設定を変更するか、サウンドファイルに十分な音量があるかどうかご確認ください。

なお「ボイスメモ」アプリから、同じサウンドファイルを再度送信すると、以前に「Bot3D Editor」に読み込まれた、元が同じサウンドファイルは、上書きされて更新されますのでご注意ください。
サウンドをこのプロジェクトから消したい場合は、メニューアイコンを押します。
「サウンドを削除」ボタンを押すと、プロジェクトからサウンドが消えます。

再度、同じサウンドファイルや、過去に取り込んだサウンドファイルを適用したい場合は、「サウンドを管理」メニューから再読み込みできます。
操作手順は、下記、「補足:読み込んだサウンドファイルを別のプロジェクトで使ったり、削除したい場合」をご覧ください。

補足:リップシンクの設定を変えたい場合

もし後で、リップシンクを有効もしくは無効にしたくなった場合は、「ポーズ」画面のからメニューアイコンのボタンを押します。
メニューが開くので「プロジェクト設定」を押します。
「プロジェクト設定」で、いつでも「リップシンク」の有効/無効を切り替えられます。
「保存」ボタンを押して設定を適用します。

補足:読み込んだサウンドファイルを別のプロジェクトで使ったり、削除したい場合

以前読み込んだサウンドファイルを再度使いたかったり、もう使わないので消したい場合は、「ポーズ」画面のからメニューアイコンのボタンを押します。
「サウンドを管理」を押します。
操作したい対象のサウンドファイルをタップします。
「読込み」を押すと現在のプロジェクトに読み込まれます。
「プレビュー」を押すことでこの画面で中身を再生して確認できます。
「削除」を押すとアプリ内から該当のサウンドファイルが削除されます。もし別のプロジェクトで該当のサウンドファイルを使用していた場合、サウンドを削除すると、そのプロジェクトからサウンドが消えてしまうので十分にご注意ください。