StoryGraphEditor 6「ランダム条件分岐」

この記事では、「Bot3D StoryGraphEditor」のテンプレート【占いテンプレ】ランダム条件分岐を使います。
このテンプレートで紹介している方法を使うと、ストーリーをランダムに分岐することができるので、占いなどのコンテンツが簡単につくれます!

この記事のサンプル

「Bot3D StoryGraphEditor」ではいろいろな便利な機能をシンプルに使えるように、様々なテンプレートが用意してあります。
画面左上の「テンプレートから作成」を押します。 テンプレートが表示されるので、【占いテンプレ】ランダム条件分岐をクリックして開きます。 ことばの説明:このテンプレートの説明では以下のことばを使います。
  1. 会話ボックス:
    このグレー地の箱は、アクションをひとまとめにするものです。アクションとは、「Botにさせること」です。いろいろなことをさせることができます。
  2. "ランダムでふりわけ"アクション:
    "ランダムでふりわけ"と書いてある、この緑色の箱(アクション)を使うと、ランダムに分岐します。

基本操作のおさらい

簡単に基本操作のおさらいをしましょう。
テンプレートをカスタマイズするときに一番重要なのは、9番の、ストーリーのいちばん最後の会話ボックス「終了ボックス」につなげることです!

ランダムに分岐する

それではテンプレート【占いテンプレ】ランダム条件分岐を開いて一度保存し、どんなふうに「Bot3D Player」で再生されるか見てみましょう。
再生の仕方はStoryGraphEditor クイックヘルプ:Bot3DPlayerで見る方法をご覧ください。

占いを試すたびに、ランダムで結果が変わりましたね。
「Bot3D StoryGraphEditor」上でどうなっているか見てみましょう。
緑色の、"ランダムでふりわけ"アクションが再生されると、パーセンテージの値によってどの条件を通るか、ランダムに判定されます。
このとき40%の確率にあたれば「吉」、30%で「小吉」、20%で「中吉」、10%で「大吉」の入っている会話ボックスへ行きます。 確率を変えたり、条件を増やしたりするにはどうしたらいいか見てみましょう。
"ランダムでふりわけ"アクションをクリックします。 画面下にエディタが表示されました。
  1. 追加ボタンを押すと条件が追加されます。
  2. 追加された条件のパーセンテージを調整します。全体で合計100%になるようにしてください。
  3. 保存を押して確定します。
そうすると、"ランダムでふりわけ"アクションに条件の箱がひとつ追加されましたね。
条件の右にある線をつなげる丸い部分、コネクタにまだ何もつながってませんのでつなげてみます。 手近な会話ボックス作成ボタンを押して、会話ボックスを作ります。 占いの結果を凶にしてみましょう。
条件のコネクタと線でつなぎます。
凶の会話ボックスの出口のコネクタからもつなぎます。
保存して再生すると、「凶」の分岐が占いに追加されたのがわかります。
ランダムを使うと、占い以外にも、毎回違うセリフをしゃべらせたり複雑なストーリー進行を作ったりできます。
"ランダムでふりわけ"アクションを使って楽しいストーリーを作ってみてくださいね!