この記事では、「Bot3D StoryGraphEditor」のテンプレート【複雑なストーリーテンプレ】通過回数判定を使います。
このテンプレートで紹介している方法を使うと、例えば、クイズを出して正解するまで繰り返すような時に、繰り返した数を条件としてヒントを出すことができるようになります。
画面左上の「テンプレートから作成」を押します。 テンプレートが表示されるので、【複雑なストーリーテンプレ】通過回数判定をクリックして開きます。 ことばの説明:このテンプレートの説明では以下のことばを使います。
テンプレートをカスタマイズするときに一番重要なのは、9番の、ストーリーのいちばん最後の会話ボックスを「終了ボックス」につなげることです!
「Bot3D Player」で再生してみたい場合は、一度保存し、StoryGraphEditor クイックヘルプ:Bot3DPlayerで見る方法をご覧いただき、再生してください。
「Bot3D StoryGraphEditor」上でどうなっているか見てみましょう。
緑色の、"通過回数でふりわけ"アクションが再生されると、通過した会話ボックスの回数によってどの条件を通るか判定されます。
クイズと書いてある会話ボックスの通過回数が2回までは不正解と書いてある会話ボックスに行き、3回目では3回目と書いてある会話ボックスに行きます。
"通過回数でふりわけ"アクションの条件を増やしながら、設定について確認してみましょう。
選択肢のコネクタから分岐先に線を繋げるか、エディタの「該当しない値」タブから設定ができます。
今まで3回間違えた時に間違えた数を教えるストーリーだったので、4回間違えた時に変更してみます。
前述の「通過回数を判定する」の項目を実際に試すと、条件4が追加されている状態だと思います。
ここから、4回間違えた時の分岐を設定してみます。
まず、4回間違えた時用の会話ボックスを作成して、セリフを設定します。
次に、条件3と条件4の線を以下のように変更します。
"通過回数でふりわけ"アクションを使って、会話の繰り返し回数によって分岐させるコンテンツを作ってみてくださいね!
このテンプレートで紹介している方法を使うと、例えば、クイズを出して正解するまで繰り返すような時に、繰り返した数を条件としてヒントを出すことができるようになります。
この記事のサンプル
「Bot3D StoryGraphEditor」ではいろいろな便利な機能をシンプルに使えるように、様々なテンプレートが用意してあります。画面左上の「テンプレートから作成」を押します。 テンプレートが表示されるので、【複雑なストーリーテンプレ】通過回数判定をクリックして開きます。 ことばの説明:このテンプレートの説明では以下のことばを使います。
- 会話ボックス:
このグレー地の箱は、アクションをひとまとめにするものです。アクションとは、「Botにさせること」です。いろいろなことをさせることができます。 - "通過回数でふりわけ"アクション:
"通過回数でふりわけ"と書いてある、この緑色の箱(アクション)を使うと、指定した会話ボックスの通過回数で分岐します。
基本操作のおさらい
簡単に基本操作のおさらいをしましょう。テンプレートをカスタマイズするときに一番重要なのは、9番の、ストーリーのいちばん最後の会話ボックスを「終了ボックス」につなげることです!
通過回数を判定する
それではテンプレート【複雑なストーリーテンプレ】条件分岐を開いて一度保存し、どんなふうに「Bot3D Player」で再生されるか見てみましょう。「Bot3D Player」で再生してみたい場合は、一度保存し、StoryGraphEditor クイックヘルプ:Bot3DPlayerで見る方法をご覧いただき、再生してください。
「Bot3D StoryGraphEditor」上でどうなっているか見てみましょう。
緑色の、"通過回数でふりわけ"アクションが再生されると、通過した会話ボックスの回数によってどの条件を通るか判定されます。
クイズと書いてある会話ボックスの通過回数が2回までは不正解と書いてある会話ボックスに行き、3回目では3回目と書いてある会話ボックスに行きます。
"通過回数でふりわけ"アクションの条件を増やしながら、設定について確認してみましょう。
- "通過回数でふりわけ"アクションをクリックすると、画面下部でエディタが開きます。
- 条件を追加の「追加」ボタンを押します。
- タブに条件が追加されます。
- 表示された各項目から、分岐させる条件と分岐先を決めます。
- 分岐させる条件:○○を××回通過した場合の文に合うように、会話ボックスとその会話ボックスの通過回数を指定します。
- 分岐先:条件が一致した際に分岐させる会話ボックスを指定します。ここで指定せずに、条件を保存後にコネクタを線で繋げる事でも指定できます。
- 「保存」ボタンを押します。
- 追加した条件が、"通過回数でふりわけ"アクション内に反映されます。
選択肢のコネクタから分岐先に線を繋げるか、エディタの「該当しない値」タブから設定ができます。
変更してみよう
では最後に、新しい条件を追加してストーリーを変更してみましょう。今まで3回間違えた時に間違えた数を教えるストーリーだったので、4回間違えた時に変更してみます。
前述の「通過回数を判定する」の項目を実際に試すと、条件4が追加されている状態だと思います。
ここから、4回間違えた時の分岐を設定してみます。
まず、4回間違えた時用の会話ボックスを作成して、セリフを設定します。
次に、条件3と条件4の線を以下のように変更します。
- 条件3の分岐先を不正解の会話ボックスに変更し、再度、クイズの会話ボックスに行くようにします。
- 条件4の分岐先を4回目に間違えた時の会話ボックスに線をつなげ、その会話ボックスの出口のコネクタは、おわりと書いてある会話ボックスにつなげます。
"通過回数でふりわけ"アクションを使って、会話の繰り返し回数によって分岐させるコンテンツを作ってみてくださいね!